応用工作
じゃんけんマシーン


応用工作 じゃんけんマシーン その3

TOP → 応用実習室 → じゃんけんマシーン(1) → じゃんけんマシーン(2) → じゃんけんマシーン(3)


判定回路
前に説明しましたが、マシーン側は挑戦者がボタンを押すまでずっと、手を替えアクションを待っています。

そして、「ぐぅ」・「ちょき」・「ぱぁ」いずれかのスイッチが押されたときに、
たまたまマシーンの接点がONの手を比較して、結果となるるわけです。

挑戦者の押した手と結果は自己保持を組んでありますので、スイッチから手を離しても結果が残ります。

開始スイッチを押せば、結果がリセットされて再び挑戦者の手を待つわけです。


楽しく見せる工夫が、マシーンの存在を盛り上げる
あとは回路図どおり組み立てて、「連枝」でコンパイルして生成されたHEXファイルを
PICライターで書き込むだけです。でもそれだけでは物足りないですね。

やっぱりここは、ケースに工夫が必要でしょうね。

参考までに・・・                

私は、こういうコンセプトでつくりました。説明しにくいですが、「操作卓スタイル」って感じです。
古い人なら「MZシリーズのスタイル」で分かるでしょうか?

最初は、汎用のプラスチックケースに入れようと思ったのですが、出来ばえがいま一つだったので
アクリル板を加工して制作しました。アクリル板でつくるとなると、Pカッターや曲げ加工用のヒーター、
専用接着剤などの初期投資が必要ですので、ちょっと勇気が必要です。
しかし、自分でいろんな形がつくれるので、世界でひとつのマシーンになります。
もちろん木製の箱に入れてもいいですね。

是非お好きな形でトライしてみてください。

上記の形に仕上げたい方に、素材進呈(PDFファイルです)
ダウンロード後、A4シール用紙にプリントして使ってください。


改造ポイント
結果出力部分をリレーで駆動するようにして、相手の手や判定結果を大きな電球にすると
文化祭や発表会に使えるでしょうか? 大物に仕上げると結構インパクトありますね。
コインゲームのように、LEDを手の形に並べて表示しても面白いですよね。
多数のLEDを使うには、ドライブ回路や電源等に少し工夫が必要です。
光が漏れるように加工した「光ファイバー」を曲げて、手の形にしてLEDで
光らせても面白いですね。皆さん工夫してみてください。

私も時間があれば、もっと楽しい物に改造してみたいと思います。

皆さんも、いいものができたらメールでも頂けるとうれしく思います。


まとめ
16F84を使って、シーケンス回路で動作する画期的マシーンはいかがでしたでしょうか?
これだけで終わってしまうのはもったいないので、次の案をあたためています。




シーケンス回路解説