リレーシーケンス回路
歯みがきタイマー
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またまた3分タイマーです
懲りずにまだ続いているのか!という「思いっきりダメ出し感が漂っている」3分タイマーです。
時間は3分固定で、途中経過と終わり(カウントアップ)がよく分かるように工夫したものです。


題して「歯みがきタイマー
別に歯みがき以外にも使い方は人それぞれ。
泣いても笑っても怒っても、みんなに平等に与えられた貴重な時間。
さあ、これで充実した人生を計ってみようじゃないか・・・(というのは冗談です)
表示LEDを円形に配置 点滅場所で経過時間を表す 3分経過すると全点灯


まず表示ユニットを設計します
表示ユニットは、9個のLEDを円形に配置しただけです。

9個という中途半端な数はなぜ? ・・・ 1個の点灯時間が20秒で9個で180秒、ただそれだけです。
8個じゃいけないの? ・・・ 1個あたり22.5秒に設定すればできます。各自で改造してください。
10個じゃダメなの? ・・・ 1個あたり18秒に設定します。こちらも各自で改造してください。
3分以外に設定したい。 ・・・ おそらくシーケンス回路の改造で解決できると思います。
改造例を公開してほしい ・・・ と言われても公開しないと思います。
何かのきっかけで気が向いたら公開するかもしれません。

最初は、何を作るか決めずになんとなくLEDを並べていたときに浮かび上がった製作です。

LEDをどう点灯したら楽しいか考えて、この製作にたどり着きました。
トランジスタアレイが1パッケージに8回路しかないことに気づいたのは、制御基板の半田付けしている最中のことです。
その時点ですでに表示ユニットは先に作ってしまっていたので、仕方なくトランジスタを追加して乗り切りました。
本当に何も考えずに、行き当たりばったりで作っていることがよく分かると思います。


ハードは次のようになっています

出力部分がちょこっと違うだけで、毎回ほとんど一緒です。
PICは簡単な外付け回路だけで動くというのが魅力ですよね。
セラロックを使っていますので、時間設定はそれほど正確ではありません。
時間がズレるのは「仕様」ですので諦めてください。


シーケンス回路はどうなっているでしょうか?
スタートスイッチが押されると、自己保持回路がONになり、動作が始まります。
1個ずつタイマーがカウントアップするごとに、次のタイマーがカウントを始める・・・というように
9個のタイマーがすべてカウントアップしたら、終わりです。
リセットが押されると自己保持が切れて、スタートスイッチ待ちの状態になります。

実際の動作については、詳しくは、ダウンロードしたシーケンス回路を見てください。
難しいテクニックは使っていませんので、すぐわかると思います。
分かりやすく表現すると、安直にタイマーを並べただけの手抜き回路です。
一応動作確認していますが、適当に作った回路なので、問題点があるかもしれません。
問題点があったら、各自で改善してみてください。
能力のある人は動作もアレンジしてさらに楽しく仕上げてもいいですね。
(表示がくるくるまわるとか←けっこう難易度が高い)

連枝は結構使い勝手が良いので、シーケンス回路のプログラミングはそんなに時間をかけていません。
画面上でもデバッグができるので、便利ですよね。
昔のシーケンサ等で、電卓みたいなプログラミングユニットで回路を入力していた時には
ステップ数が多いと本当に疲れました。命令名、設定値など最低限の情報しか表示され
なかったので、回路の変更や間違いを探すだけでも一苦労でした。

ここにシーケンス回路を用意しました。
どうぞお持ち帰り下さい(ダウンロード後、解凍して下さい)


これが完成した歯磨きタイマー
これが全体像です かわいいイラストを描いてみました
基板の欠けは実装上の都合です
カウント中は該当時間の
LEDが点滅します
全カウント終了時には
すべてのLEDが点灯します

みなさんも工夫してステキなタイマーに仕上げてください。

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