俗に言う「電子サイコロ」の製作
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みなさんこんにちは。見習い講師の里枝です。今回は、「電子サイコロ」を製作しちゃいます。
ルーレットもサイコロも中のシーケンス回路の基本部分はほとんど同じですが、
結果の数字は1から6までしかないので、回路も簡略化できます。
「99カウンターのシーケンス回路を、ちょっと変更して出力のLEDも並べなおした」という、
超カンタン改造で堂々のデビューです。さあ、興味のある諸君!いざ始めましょう。
ネット上でPIC使用の電子サイコロも色々あるようですが、「連枝」(シーケンス回路)で作るところに、とっても意義があります。

まずはハード面(外部接続)の回路
こんな感じです。

LEDの電流制限抵抗周辺部分の回路を修正しました。2008.09.29
抵抗値(上記回路の300Ω)は、お使いのLEDに合わせて選定してください。


動作の基本設計!

電子ルーレットと同様に、スタート用スイッチを押したあと、ぐるぐる表示が回って1から6までのどこかで止まるというのが基本の動作。
結果を、サイコロの目を模した配置のLED点灯に変更するだけです。

ルーレットの時と違い、サイコロの停止は早いので、開始SWを押したあとの時間設定は短めにしてあります。
微妙な時間設定ですので、止まりかけたところで、1つ進んでしまうというイジワルなところもあります。

※詳しくは、シーケンス回路を見てみましょう!(見て理解できなくても製作はできます)


出力回路の設計!

真ん中の点だけは1・3・5の奇数の時に単独で点灯しますが、他の点は2個セットで点灯します。
セットになって点灯するLEDを1ポートに2個繋げれば4ポートで足りてしまいますが、残りのポートの使用予定もないので、
1LEDで1ポートずつ、贅沢に使用しています。と、書いていますが前回同様ややこしい表現ですので何がなんだか
わからないですよね。別にわからなくても回路図通り作ればオッケーって感じ。

a〜gの意味(点灯位置)は回路図も合わせてご覧下さい。


応用とかについて!

応用はぜんぜん考えてないです。皆さん工夫してステキに仕上げてください。
カッコいいケースに入れてアイツに差を付けちゃえ〜!(だからアイツって誰?って感じ)
でも今回のケースじゃ逆に差をつけられそう・・・

実は作った後に、出力LEDの正論理と負論理の間違いに気づきました。
連枝の入力は負論理(LレベルでON)出力は正論理(ONのときHレベル)です。
気づいたのが全部配線終わったあとだったので、泣き(ToT)でした。
回路図通りつくれば素直に完成したのに、何だか「ぼ〜っと」した気もちで作ってたら間違っちゃいました。


俗に言う「電子サイコロ」大・完・成

電池駆動ができると便利な気がしますが、それ以前にこの作品の出番が来るかどうかビミョーですよね。
せっかく作ったのに!
悔しいから今度のお正月は、すごろく作ろうかな。←でも、一緒にやってくれる相手がいるかどうか未定。

ルーレットの失敗は学習して
余裕の部品配置です
黒でシックに決めたのに
これじゃ真っ黒で何?って感じ
5がでました。魅惑の青LEDが
ムードを盛り上げます。
ここにシーケンス回路を用意しました。
(ダウンロード後、解凍して下さい)


こっちのほうがいいかも。おいしそうだし。


続編は気長にお待ちください
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