俗に言う「電子ルーレット」の製作
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みなさんこんにちは。見習い講師の里枝です。今回は、「電子ルーレット」を製作しちゃいます。
指令を受けて、突然製作することになってしまいました。実は、ボードゲームについているルーレットが使えなくなったようです。
みんなで円満に、人生を賭けるボードゲームを楽しむために、頑張ってみました。
「99カウンターのシーケンス回路を参考にして、出力を多少直せば使えるよ」という、大雑把(おおざっぱ)なヒントもいただきましたので、
さあ始めましょう。(そこまで言うなら自分で作れ!って感じーっていうか、ボードについているルーレット直せないの?)
ネット上でPIC使用の電子ルーレットも色々あるようですが、「連枝」(シーケンス回路)で作るところに、とっても意義があります。

まずはハード面(外部接続)の回路
こんな感じです。



動作の基本設計!

電子ルーレットなので、スタート用スイッチを押したあと、ぐるぐる表示が回って1から10までのどこかで止まるというのが基本の動作。
99カウンターはちょうど10進カウンターだから、1桁分だけを使えば1から10までの表示をするルーレットが簡単に製作できちゃいます。
カウント入力は、99カウンターの時は外部からもらっていましたが、回路上でパルスを生成して、そのパルスで自分自身をカウントさせるだけです。
文章で書いていると自分でも何がなんだか分らないけど、簡単な回路です。

もう一つ工夫したいのが、ルーレットの減速機能です。やっぱり段々とゆっくりになって止まるのがカッコいいです。
シーケンス回路でこれをコントロールするのはちょっと大変ですが、テキトーな回路でそれらしく演出しています。

※詳しくは、シーケンス回路を見てみましょう!


出力回路の設計!

99カウンターは外部からのカウント入力をカウントし7セグメントデコーダICで表示させていたので、そのICを74HC42に変えればオッケー!
って感じでしたが、入出力端子がいっぱい余ってる。ということで、その分もシーケンス回路上に入れてしまいました。カンペキー!


応用とかについて!

いままでの製作例と違って、今回の出力はどれか1個のLEDが点くだけでしょ!って感じだからトランジスタアレイは省略〜。
カッコいいケースに入れてアイツに差を付けちゃえ〜!(アイツって誰?って感じ)

16F84Aではこの回路をコンパイルすると、残りステップがほとんどないので、応用はなしです。


俗に言う「電子ルーレット」大・完・成

最高速で回っているときは、あまりにも早いので全部点いているように見えますが、しっかりと回っているんですよ。
それが見える人はスゴイかも
LEDの配置を優先したので
狭いスペースで(ToT)です
中央に起動ボタンを配置して
それらしく仕上げちゃいました
やったー7が出ました。
ラッキーカード1枚ゲットです
ここにシーケンス回路を用意しました。
(ダウンロード後、解凍して下さい)


続編は気長にお待ちください
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